BIGLIFE

あなたのつま先がいつも 希望へ向かうように

【書評】岡本太郎 自分の中に毒を持て 自分らしく生きたい全ての人に本書を薦める

こんばんは、HMです。

今夜もあなたにお会いできて嬉しいです。

 

自分らしく生きる。

自分らしさとはなんだろう。

 

自分のことは自分が一番知っている。

本当にそうだろうか。

 

人にこう思われたいと考えて

なりたくもないキャラを演じて

家に帰ってどっと疲れた経験はないだろうか。

 

僕はそうだった。

期待されているから期待に答えたい。

でもそれは本当に自分の生き方なんだろうか。

 

人の顔色をうかがって

人からどう思われるか気にする。

もっと言うと嫌われたくない。

みんなに好かれたい。

 

日々のストレスに耐えながら

人が望む自分を演じていた。

 

そんなある日。

大切な祖父が天国に行った。

 

住職さんが

『おじいさんが大切なことを教えてくださったんですよ』

 

意味がわからなかった。

 

ただはっきり言えるのは僕もいつかは

白い灰になるんだ。

いま生きているんだと実感したこと。

死から逆算してを見るようになった。

 

だとしたら思いっきり生きてやろう。

人からどう思われようがどうだっていい。

もちろんはじめから嫌われようとはもちろん思っていない。

人が好きだし出会った人は大事にする。

 

ただ自分の意思や意見ははっきり言おう。

好きなものは好き、嫌いなものは嫌い。

それで嫌われても気にしない。

自分は自分。心の声を大事にしよう。

 

自分の生き方をしようと思えば

何かを言ってくる人間は必ずいる。

そういう人間が目の前に現れたとき。

おめでとう。

自分の生き方をするスタートラインに立ったといえる。

 

大丈夫。

それでも自分のことを応援してくれてる人は

たくさんいる。

人口70億人いるこの地球で

全員に好かれようなんて無駄な話。

 

仕事場でも会議で言いたいことを言うようになったので

偉そうになったと思われたかもしれない。

社長に呼ばれて『何かあったか?』

と聞かれたこともあった。

 

言いたいことを言うというのはなんでも

好き勝手に言うってことではない。

言葉は選ぶが僕はこう思うってことを主張すること。

 

先輩にはあいつ生意気にとか思われていたと思う。

そういう視線はいつも感じていた。

 

しかしそれからどうなったか。

社長と仲良くなってこの件お前はどう思うと

聞かれることが多くなった。

心の声を聞いて人と出会えるバーテンダーを

するために退職するときも

何とか残ってくれないかと言ってもらえた。

 

自慢ではない。

結局僕しか発言する人間がいなかっただけの話。

 

 

祖父の死が自分を変えたのは

間違いない。

僕もあなたも100年経てばもうこの世にはいない。

 

クローンができてあなたと同じ人間ができても

それは同じ人間ではない。

 

なぜか。

経験や思い出が何もない。

生き抜いてきた時間。

それこそがあなたの価値だからだ。

 

なかなか自分の生き方ができないと

思っている人は多いかもしれない。

 

そんなあなたにぜひやってみてほしいのは

自分で選ぶということ。

ジュースを買うにしても

自分が飲みたいものを買う。

 

食べるもの、欲しいもの、小さなことでも

自分はどうしたいのか。

はじめは時間がかかるかもしれないが

ぜひやってみてほしい。

 

自分が人を幸せにしたり楽しませなきゃいけない。

昔の僕はそんな責任感で生きていた。

 

でも、今はそんなことはない。

自分が楽しむこと。楽に生きること。

そんな姿を見て元気になったり楽しんでくれたら

それでいい。

何かを与えたいとは思わない。

それはときには勝手なエゴとも思う。

 

自分の心が疲れていたり迷いが

出たら、きっと天国の祖父から

お前その考え方ズレてるぞって

言われている気がしている。

 

 

失敗するの恐れるのはカッコ悪いと思われたくないから。

でも人生を巻き戻すことはできない。

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恐れることはない。

一度きりの人生だ、爆発させてやれ

そんな自分を奮い立たせてくれる一冊です。

ぜひ