初心者は好きなギターを買え!
初心者は好きなギターを買え!
昨今ではネット社会の弊害なのか初心者はあれ買えこれ買え、これはするなあれはするな。
という動画や情報が垂れ流されているがはっきり言おう。
これから楽器を始めたい、何を買っていいかわからないと初心者のあなたにはっきり言いたい。
あなたの心からかっこいい!これが欲しい!と思うものを買うべきです。
思い返せば90年代CDは売れに売れて200万枚ダブルミリオンという記憶がなくならないので
サブスクとかに全く興味がなく、月額300円とかで音楽が聴き放題とか某動画サイトで無料で聴けるこの時代に音楽で生活をするのは至難の業だ。
ミュージシャンが時間をかけてお金をかけてアルバムをつくり、リリースをしても翌日には動画サイトにアップロードされている。
何が言いたいかというと何でも手軽に無料で手に入る時代、自分が何かを購入するときにまず自分の感性や感情、素直に思ったことを無視しすぐにネットで情報を見てしまう。
ギター選びでもすぐに周りの口コミや買った人のインプレッションを見てしまう。
もちろん失敗したくない、デフレの最中いかに効率よく失敗せずにお金を使うかという気持ちはわからなくもない。
しかし、本当は赤のこの形がカッコいいと思っているのに他人が批判したとかネットの評判が良くなかったとかそんなくだらない理由で諦めたり違うものを選んでしまう。
そんな経験はあなたにはないだろうか。私はある。
あなたはこれから楽器を演奏する。
バンドを組むかもしれない。
小さなライブハウスで演奏する機会もあるかもしれない。
動画サイトに演奏動画をアップするかもしれない。
子どもたちと一緒に演奏するかもしれない。
いつどこで人前で演奏することがあるかなんてわからない。
だからあえて言っておく。
そんな時、必ずセットでついてくるのはあなたの演奏を聴いた人の評価だ。
世の中には必ず良いものでは批評したがる癖の悪い輩は必ずいる。
私のように天邪鬼もいる笑
そんな時その批評にいちいち感情を揺さぶられていたら楽器も楽しく演奏できないではないか。
それは楽器に限らず自分の選んだ事柄全てについてくるものだ。
本来、音楽とは楽しいものであって人から評価してもらうものでもなければ、有名にならないといけないものでもない。
まずは自分が楽しめるかどうか、初めに考えることなんてこれだけでいい。
ただそれぞれの楽器を持ち寄って、笑顔で音楽を演奏する。
それを聴いた人が笑顔で楽しんでくれる。
たったこれだけのことなのだ。何も難しいことではない。
楽器を始めるあなたは楽器をまだ持っていないにも関わらず、いかに情報をあえて遮断し本来の自分の声を聞けるかという選択を迫られているといっても過言ではない。
初心者であるからこそ自分の素直な感情に耳を傾けるべきだ。
予算だけ決めて自分の足を楽器店に足を運び、遠慮なく話を聞こう。
以前にも書いたが相手が初心者であろうが玄人であろうがお客様の話をしっかり聞けないのは接客業としては勉強不足だ。
もし邪険な扱いをされたら遠慮なく店を出て行こう。時間の無駄だ。
そもそもお客様自身が何が欲しい、何を求めているかわかっていない事が多い。
だからこそしっかり話を聞かなければならないのだ。
笑顔のない、無愛想な店や店員からは買わなくて良い。
お店選びやネットで買う注意点を次回に書きます。
まずこれだけは持って帰ってください。
声を大にして言います。
ギターでもベースでも管楽器でもどんな楽器でも
初心者は好きな楽器を買え!
そして数年後、買ってこう思うはずです。
「ああ、これを選んで良かった」と。
そんな私は母から初めて買ってもらったギターを弾きもしないのに
ずっと大切に持っている。
そしてそのギターをたまに見るだけで一瞬でタイムスリップできるのだ。
思い出も蘇るし、母への感謝の気持ちも湧き上がってくる。
顔も知らない誰が発言しているかわからないネット情報よりも
見て、触って、聞いて、感じて、嗅いで笑
そんな風に本来は物を購入するべきなんだ。
もちろん私だってあなたにとってはネットの顔も知らないそのうちの一人だ。
是非思考の参考にしてほしい。
それでは今日はここまで、ほなっ!