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接客のお仕事vol.6 攻めるが勝ち。

今まで接客のお仕事について書いてきたことは基礎固めのような内容ばかりでもう少し続く気配がします。
これを高校生でスーパーのアルバイトをはじめる前に読んでいたらもっとスマートにぶつかったり悩んだりすることもなく仕事ができたのかもしれませんね。
ただ、経験としてはそういった体験をしたから今があるとも言えるので紆余曲折ありましたがそれはそれでよかったと思います。
細かい接客の技術(そんなたいそうなものはありませんが)も僕なりに実体験したことを元に書いていきますので接客のお仕事をされていて悩んだり行き詰まっている昔の僕のような方の何かの助けになれば幸いです。

さ、まずはシーズン1ともいいましょうか、やはりこれだけは経験上知っておいた方がいいよということを書いておいたほうがいいと思っています。
ですから派手なことは何もありませんが大事なことだと思い書いています。
接客のお仕事は頭を使いますし、学ぶことも多いです。学び、試し、成功し、学び、試し、反省しそしてまた違う方法を実践する。
この繰り返しです、本当にこの繰り返しです。
失敗からしか学べないとはよく言ったもので、失敗したから首になるなんてそうそうありませんし、銃殺されたりなんかもっとしません。

ミスもしますし失敗もします、お客様を怒らせたことも(スーパーのアルバイト時代)よくありました。
あとでお話しますが三千円おつりを多く渡しすぎてレジの過不足を出したこともあります。
そんなときは素直に謝りますし、素直に謝れば大概のことは許してもらえます。
なぜそのミスをしたのか、次からはどうするのか、それでもミスをするときはするんです。
なにも開き直れと言っているわけではありません。

でも失敗やミスを恐れては成長も学ぶこともできません。そうでしょ?
自転車に乗りたいなあと思った子どもの頃を思い出してください。
乗れるかなあ、こけたら嫌だなあ、恥ずかしいなあ、そんなこと考えましたか?
はじめて買ってもらった自転車、補助輪をつけて乗った、次は後ろで支えながら挑戦、こけても泣きながらまた自転車を起こして乗る、そしてバランスをとれるようになって乗れるようになります。
このことを思い出してください。

現状を維持することは後退しているとはウォルトディズニーさん。

つまり何が言いたいかというと接客のお仕事でも他のお仕事でも好きなこと以外のこと、僕だったらレジ業務(お金は大好きだけどお金を取り扱う業務は本当にやりたくなかった)も案外やってみるとできちゃうもんだよってことが言いたいです。

俺の列に並ばないで、このボタンなんだったっけなんて思っていましたがいつまでもこんなこと言ってらんねー、やったろやないかい!と攻めること。
そこで一番のレジマスターのパートさんに教えを乞いました。
すると案外やってみたらできるもんだと気づくはずです。
お店にかかってくる電話も取るのが苦手だったスーパーのアルバイト時代も、電話を取りはじめるとなんてことはない、スタッフからは「いつも業務連絡してるよね?」なんて言われるくらい電話をとっていました。

はじめの一歩がね、なかなか歳を重ねると賢くなる分億劫になる気持ちはよくわかりますが、誰かができているんですから僕にもできるはずだしあなたにもできるはず。

お中元の包装なんかもやったこともありませんでしたが、受付でお中元の包装がきたら僕にまわしてねととにかく数をこなしました。

できます、やってりゃできます。
すぐに完璧にやる必要はありません。

サッカーも野球も守っているだけでは勝てません。
相手がアメリカであろうがブラジルであろうが攻めないと勝てないんです。

だったらこの経験はいずれ将来役に立つかもしれないし、今経験できるならやらせてみてよって気軽に経験させてもらえばいいと思いますよ。

攻めるが勝ち! やらせてもらえるならなんでもやってみること。 そんな僕は今ではレジととても仲良しです。