BIGLIFE

あなたのつま先がいつも 希望へ向かうように

映画「オーロラの彼方へ」もしもう一度逢えたなら・・・そう思ったことありませんか?家族が元気でいてくれるたったそれだけで幸せなことです。

映画「オーロラの彼方へ」

 

人生そう何度も繰り返して観たい映画や聴きたい音楽に出会わないですよね。

そんな中でも何回聴いても飽きない音楽、何回観ても感動する映画。

そういった出会いは奇跡です。

今日はそんな僕の映画コレクションのトップ5にも入る映画の紹介です。

 

オーロラが繋いでくれた父と息子のサスペンスハートフル作品です。

 

舞台はニューヨーク。

消防士のパパ、フランク・サリバン(デニス・クエイド)が主人公なのですが途中から息子のジョンがメインになっていきます。

 

この作品の冒頭シーンで描かれるアメリカの日常。

ちょっと無茶しがちなお茶目なパパのフランクですが、アメリカンバイクで家に帰るフランクとキッチンで料理を作る綺麗な母ジュリア。

エルビスの曲をかけてフランクとジュリアは台所で軽くダンスをするのですが

その様子をまだ幼い息子のジョンと友人のゴードンが微笑みながらみる冒頭のシーン。

 

僕はこの穏やかな晴れた日のアメリカの日常シーンを見ていつも込み上げてくるものがあります。僕は母子家庭で育ったので(母にはいつも感謝しています)このワイルドなパパと看護師の優しい母ちゃんの仲の良いシーンはいつも暖かい気持ちになります。

 

その後、パパ・フランクは倉庫の火災現場で殉職するのですが、さあ話はここからです。

 

大人になったジョンは警察官になりました。

ある日、婚約中の彼女ともうまくいかずに野球場でビールを飲む大人のジョン。

家に戻ると親友のゴードンが息子を連れて家に来ました。

釣竿を借りるはずのゴードンの息子は昔ジョンの父フランクが使っていたアマチュア無線機を見つけ出します。

 

ゴードンは奥さんから電話がかかって来て息子と帰ったあと、ジョンは父親が愛用していたその無線機に電源を入れて呼びかけてみます。

するとこちらCQ15との反応が。

 

戸惑うジョン。それもそのはず。

そのCQ15こそ、たった今電源を入れたジョンの無線機、昔フランクが愛用していたこの無線機の番号だったからだ。

 

 

後日、ジョンは帰宅したタイミングで今度はそのCQ15からの呼びかけがある。

ジョンは話の内容からすぐに亡くなった父親とわかるが、その父親は大人になったジョンだと信じない。

そこでジョンはフランクに今度、倉庫で火災があって父はそこで亡くなることを教える。

それでもフランクはまだ信じていなかったが、その亡くなるはずだった倉庫火災でジョンに言われたことを思い出し危機一髪で一命を取り止める。

 

30年前の父親とオーロラのおかげで交信することができた未来のジョン。

フランクはジョンのおかげで生き延びることができたが、これできっかけでフランクとジョンを取り巻く歴史が大きく変わってしまう。そして、母ジュリアの運命も。

 

今を生きるジョンには二つの記憶が混在する。

倉庫火災から父親が生きた記憶と、亡くなったときの元々の記憶。

 

歴史が大きく変わっている中で、ジョンは誰かの葬儀に出る夢をみる。

 

30年前に看護師ばかりを狙った殺人事件「ナイチンゲール殺人事件」。

父親の友人、現在同僚のサッチ刑事に母ジュリアも被害者の一人だと教えられる。

その被害者のファイルの中になんと母ジュリアのファイルがあった。

 

自分が過去を変えてしまったことで未来が変わってしまった。

事件の詳細を知る刑事ジョンは過去に生きる父親に捜査を手伝ってもらいながら

その被害者の女性たちと母ジュリアを助けるべく、息子ジョンはいつ交信が途切れるかもわからないその無線機で父フランクと連絡を取りながら捜査を始めるが・・・

 

ネタバレにならないように内容はここまでにしておきます。

どうですか? 観たくなったでしょ!? この映画はぜひ見てください!!

 

話が一気に急展開します。このあとからなんですよ!

そして、最後はじんわりか僕のようにティッシュが止まらないかのどちらかです。笑

 

この「オーロラの彼方へ」はちょうど東日本大震災のとき家のテレビが津波情報ばかりだったときに部屋のパソコンで何回も繰り返して観た映画なので僕の中ではとても記憶に残っています。

 

もし亡くなったおじいちゃんと話せたら、もしもう一度・・・

なんてこの映画を見ていつも考えていました。

人生やり直しはいつでもできますが、いなくなった大切な人とは会えることはできません。

 

もう会えないのなら今元気に過ごしている家族に「いつもありがとう」って

誕生日にも母に「産んでくれてありがとう、こうやって自分がいるのは母さんのおかげです」って恥ずかしげもなく言えるようになったのは間違いなくこの映画のおかげです。

 

映画や音楽は人生に寄り添い、生き方や考えるきっかけを与えてくれるものだと思いますが、この「オーロラの彼方へ」も僕にとってかけがえのない作品です。

 

ぜひ劇場でご覧ください。って言いかけましたがぜひDVDでご覧ください!笑

 

しかし映画って本当に素晴らしいですね!

見終わった後、産まれたての子犬を見るような優しい気持ちになっていると思います。

それではまた! 

 

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オーロラの彼方へ [ デニス・クエイド ]